仕事で役に立つ電話対応のコツ「時間外の対応について」

信頼性を高めるためにも仕事用の電話を導入しよう

時間外の対応はどうするのが正解?

時間外の対応はどうするのが正解?

フリーランスは会社員のように勤務時間とプライベートの時間がはっきり区別されているとは言いがたいですよね。時間外でも「今すぐ聞きたいことがあって」と言われたら対応しなければならない、と考えている人も少なくありません。ですが、それでは自分の時間をただ消費するだけで、精神的にもよくありません。
「申し訳ありませんが、営業時間外のお電話はお受けできません」とやんわりと伝えて断るようにしましょう。

振り回されないように

フリーランスは不安定な部分もあるので、「時間外の対応を断ってクレームになったらどうしよう」「お客さんが減ってしまう」と心配になるかもしれません。確かに、営業時間外の電話を断ってクレームを言う人や取引を止める人もいますが、自分勝手に行動する人に付き合っても疲れてしまうだけですよ。営業時間外に電話をかけてくるような人は、相手のことは何も考えていません。そういう人は困ったことがあると夜だろうが、休日だろうが、時間に関係なく何度も電話をかけてきます。それに、「すぐに対応してください!」と電話してきたのに、時間が経ったら「やっぱり大丈夫でした」と勝手に解決してしまうことも多いんです。
本当に困っていて緊急対応が必要な場合は別ですが、そうでないならなるべくはっきり断るようにしましょう。

営業時間があることを周知する

フリーランスは働く場所や時間を選べることが大きな魅力ですよね。でも、自由=フリーランスは時間に関係なく対応するのが当たり前、と認識している人も残念ながらいます。これは深夜でも電話がきたら対応する人が多いことや、そもそも時間外という概念がない人がいることが原因です。「深夜も頑張っている!」とアピールしたいのかもしれませんが、それでは相手のわがままを助長するだけですよ。いつまで経っても時間外の対応はなくならないでしょう。営業時間や定休日をしっかりと明記し、それでも対応を迫るような人には「申し訳ありませんが、〇時以降は対応できません」としっかり伝えるようにしてください。
ブラック企業が淘汰されている今、フリーランスも営業時間を守ってホワイトに働いていることを世間に周知していくことが大切ですよ。自分の身を守れるのは自分だけ、無理はしないように!

時間外料金を設定するのもあり

時間外の対応が減らないのであれば、思い切って時間外料金を設けるのも1つの方法ですね。計算や時間管理が煩雑になってしまいますが、「追加料金を払えば通常の営業時間の前後に1時間延長することも可能」とすると時間や気力を消耗することなく、健全な働き方を実現できます。

仕事用の電話を導入するか迷っている人へ