フリーランスが仕事用の携帯電話を導入する場合、「050で始まる番号」「大手キャリアを新規で契約する」「格安SIMを新規で契約する」「プライベート用の携帯電話と共有する」の4パターンから選ぶことになります。それぞれの特徴や使用に適している人などを詳しく説明していくので、これから仕事用の携帯電話を導入しようと考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
いわゆるインターネット回線を利用したIP電話のことです。今使っている携帯電話に専用のアプリをインストールするだけ、と操作もとっても簡単!実際に店舗に行ったり、電話で手続きを行ったりする必要はありません。新しい携帯電話を持ちたくない人やプライベート用の電話番号を知られたくない人におすすめですよ。
月額300円程度の固定費がかかりますが、初期費用が不要で通話料も安価なのでコストを抑えたい人にもピッタリ。ただし、自分から発信した場合は通話料がかかります。固定電話は1分10円程度、携帯電話は1分20円程度かかるので、発信が多い人は気を付けてくださいね。
ドコモ、ソフトバンク、auなどの大手キャリアと契約し、新しい携帯電話を手に入れる方法です。「大手キャリアは高い」というイメージがありますが、月額3,000円程度で通話やデータ通信が利用できるプランもあるので、以前ほどコスト面でのデメリットはなくなりました。
通話が多く、通話料込みのプランやかけ放題のオプションが欲しい人、通話料の請求が可能であまり料金を気にしなくてもいい人は大手キャリアの携帯電話がおすすめ。
楽天モバイルやUQモバイルなど、格安SIMを提供している会社と契約し、新しい携帯電話を持つ方法もあります。データプラン1GBで月額1,000円前後、通話料も無料なのでコストも抑えられますよ。
IP電話ではない新しい番号が必要でとりあえず費用を抑えたい人、着信が多い人におすすめです。
あまりおすすすめできませんが、今使っている携帯電話をそのまま仕事で使う、という方法もあります。特別な手続きが必要なく、すぐに使い始められるのが魅力です。仕事用の電話の使用頻度が少ない人、プライベートと仕事の使い分けを気にしない人に向いていますが、情報漏洩の心配がある、経費計算の手間がかかる、などのデメリットもあります。